別れて1年で復縁し結婚*両家の反対を乗り越えゴールインしました
私は38歳のとき、同い年の彼と結婚しました。
彼とは一度別れてよりを戻した ”復縁結婚” です。
この記事では彼との結婚までの経緯、復縁エピソードをお話しします。
この記事を読んで、元彼とやり直して結婚したいと思っている人が「こういう成功例があるんだ」と希望を持っていただけたら幸いです。
目次
彼に多額のローンがあることが発覚し別れることに
彼と別れたのは婚約寸前の時。
理由は、結婚の話を具体的に進めて行く中で彼に多額のローンがあることが発覚したからです。
私と付き合う前、友人の勧誘で不動産投資をし、その時にローンを組んだということでした。
健全な投資であればそこまで問題でもないのかもしれませんが、
・ローン額が普通のサラリーマンにしては多額であること
・投資物件がそれほど優良でなく、損益ギリギリ(場合によっては赤字?)であること
・ローンを返し終わるのはかなり先であること
以上により、かなり引いてしまいました。
そして、私の親はそのことが分かると猛反対。
両家の親を交えてローン返済計画等の話し合いの場を設けましたが、私の親としては不安が解消されず、彼の親もそんなことに親が口出しするなんて・・・とご立腹。
両家の親族から猛反対をくらい、私たちは別れることになりました。
私としてはお金の面で不安はありましたが、年齢も年齢でしたし(当時37歳)、結婚できる最後のチャンスだと思っていたので親に別れさせられたのはかなりショックでした。
彼もまた、長年の婚活の末にやっと私と出会えたので、別れることになってしまったのは相当ショックだったそうです。
一人旅で傷をいやす日々
37歳、結婚寸前で彼と別れることになった私は途方にくれました。
この先、結婚につながる新しい出会いがあるとも思えず、一生独身で生きていかなければならないのかと思うと涙が止まりませんでした。
毎日あくせく働き、家に帰ったらひとりぼっち、休日もひとりぼっち。
友人たちは結婚して子どもいてマイホームも持って、着々と家庭を築いているというのに、自分は何をやっているのだろう・・・と生きている意味が見出せない日々でした。
そして、現実逃避のために一人旅をするようになりました。
各地の温泉を巡り、一人で宿に泊まって日常を忘れる。
これがこのころの私の唯一の楽しみでした。
とある女性から「彼に連絡してみたら?」と言われる
彼と別れて半年ぐらいたったころ、一人旅の途中で不思議な女性に出会いました。
どうやらその女性はスピリチュアルに強い人のようで、普通の人には見えないものが「見える」ようでした。
ひょんなことでその女性と話すことになり「なぜ一人旅をしているの?」と聞かれたので、婚約寸前の彼と別れて・・・という話をしました。
すると、その女性から「まだ彼に未練があるようね。連絡してみたら?」と言われたのです。
確かに、私はまだまだ彼のことを引きずってました。
あと一歩で結婚できそうだったのに、結婚できなかった自分を激しく嘆いていました。
彼女から他にも色々と言われたのですが、初めて会ったとは思えないほど私のことを見抜いていて鳥肌が立ちました。
あまりにも私のことを見抜いていたので、私は彼女の言葉が心に残り「久しぶりに彼に連絡してみようかな・・・」と考え始めました。
半年ぶりに彼にLineをしてみる
かなり迷った挙句に、彼に久しぶりにLineを送ってみました。
内容は「久しぶり!元気にしてる?」といった、カンタンなものです。
彼からは「元気だよ。そっちは?」とまた軽い返信がきて、そこから何度か軽い会話が続きました。
その日以来、何かあるとたまにLineのやり取りをするようになりました。
内容は「元気?」とか「おはよう!」とか「いま仕事帰り」とか、そういうレベルのものです。
「会おうよ」ということにはならず、しばらくLineだけのやり取りが続きました。
元彼を旅行に誘ってみる
彼と関係が急展開したのは、一緒に沖縄旅行に行くことになったからです。
というのも、私の会社の招待旅行で沖縄に行けることになり、同伴者を一名連れてきていいということになったのです。
誰を連れて行くか迷ったのですが、友人たちは子育て中で旅行どろこでないし、親とは関係が悪くなっていたので一緒に行きたくないし・・・・と考えていたところ、ふと思いついたのが彼でした。
実は、彼と付き合っていた時「いつか一緒に沖縄に行きたいね」という話をしていたのです。
そこで、いつものLineのやり取りの中で「会社で沖縄旅行に行けることになり同伴者を連れてきていいんだけど、行く?沖縄行きたいって言ってたよね??」と切り出してみました。
正直、この状況で「行きたい」とは言わないだろうと思っていたので期待はしていませんでした。
ところが意外にも彼からは「行きたい」と返事が。
一緒に旅行に行くことを両家の親に話す
もう年齢も年齢なので、国内旅行ごときにいちいち親の許可もいらないのですが・・・。
あとで一緒に行ったことがバレたら、彼の親から、「別れたのにコソコソ会って旅行まで行って、何様のつもりなの?!うちの息子をたぶらかせないで!!!」なんてことを言われそうだったので、彼には「私と旅行に行くこと、親に話しておいてね」と言いました。
彼の親は「え?!あの娘と復活したの??」とびっくりしていたようですが、彼の親としても息子に早く結婚して欲しいと切実に悩んでいたのもあって、反対されることもなく「分かった」とあっさり認めてくれたそうです。
一方、私の親も「え、一緒に旅行?!大丈夫なの??」と心配を示しつつも、「あなたが彼のことを好きでどうしても彼がいいというなら仕方ないか・・・」と丸くなっていました。
旅行をきっかけになんとなく復縁
そんなこんなで一緒に旅行に行くことになり、旅行準備などもあったので彼とデートするようになりました。
とは言っても、どちらも「やり直そう」という話を持ち出すこともなく、旅行準備のために淡々と会うという感じでした。
手をつないだり、キスや身体の関係ももちろんありませんでした。
そして旅行の日を迎えたわけですが、旅行中もロマンチックなことも何もなく、部屋は一緒でしたがベッドは別々で、「友人同士」といった感じで終わりました。
旅行が終わったら関係も終わるかな?と思っていたのですが、その後もなんとなく会うことが続き、ついに私の方から「中途半端な関係は時間の無駄だから、結婚に向けて進むか、別れるか、どっちかにしよう」と切り出しました。
振られるのが怖くて「結婚か別れるか」を女性から切り出すのはすごく勇気がいると思いますが、この時の私は、「一度ダメになった関係だから復縁できたら儲けもの。ダメで当たり前。」ぐらいの気持ちだったので、気負わずに切り出せました。
この時の私は、彼とは復縁したい気持ちもあったけど、ダメならダメでいさぎよくあきらめる自信がありました。
ここまでやれることはやったわけだし、その時、その時で最善の判断をくだしてきた。
だから後悔もないし、執着もない。
これからのことは川の流れに身をまかせるような気持ちで「なるようになれ!」という心境でした。
両家の親にも認めてもらい、復縁結婚
私から話を切り出すと、彼は「別れている間、婚活をしていたけど良い人は見つからなかった。やっぱりお前とやり直したいと思っていた。もう一度やり直そう。」と言いました。
そして、反対していた両家の親に結婚を祝福してもらうために話をしにいきました。
この時私たちはお互い38歳だったので、親としても早く結婚して欲しいという思いもあって、意外とスムーズに折れてくれました。
私の親には、ローンについては二人で協力して返していくこと、試算した結果、無理な返済にならずに済みそうなことを説明し、安心してもらいました。
もし、私たちの年齢が20代でまだまだ結婚の可能性がたくさんある年頃だったら、こんなにスムーズに認めてくれなかったかもしれません。そこはラッキーだったかなと思います。
結婚後の話
こうして、別れて約1年後に復縁し結婚したわけですが。
復縁したてのころは、実はまだちょっと関係がギクシャクしていました。
お互いに、お互いのことが好きなんだけど、別れる時に深く傷ついたので「もうこれ以上傷つきたくない」という防衛心から、なんとなく距離がありました。
「深入りしたいけど、深入りして傷ついたら怖い」という感じです。
でも、結婚して1年が過ぎ、ようやく昔の傷も忘れ、お互い無邪気になることができるようになりました。
一度別れを経験していると、復縁したての頃は「もう二度と別れを繰り返したくない」「傷つきたくない」と防衛心が働くかもしれません。
でも、それは時間が解決してくれます。
一緒に過ごす時間を積み重ねて行くことで、過去の傷が癒え、絆が強くなるんだなぁと日々実感しています。
復縁したい人へのアドバイス
私は彼と別れたあと「復縁して結婚できたらいいな」と思っていましたが、一方で復縁は無理だろうと思っていたので、彼にアクションはしませんでした。
ただひたすら自分の傷を癒すために一人旅に出かけていました。
今思えば、一人の時間を持ち自分を立て直そうと旅に出ていたことが、いい結果につながったと思っています。
彼も、私と別れていた時に婚活をし、他を探そうとしていたことでかえって私の存在の大切さが分かったと言ってます。
別れた直後に彼と復縁するためにジタバタしても、きっとダメだったと思います。こんがらがって、泥沼化して、もっともっと傷つけあっていただけだと思います。
復縁したいなら、冷却期間をおいて、自分の感情を整理する、自分を立て直すことがすごく大事だと思います。
冷却期間をおけば、彼と再会したときに自然な自分で会えます。
「彼と復縁できたら嬉しいけど、彼にその気がないなら彼のことはあきらめるわ」と余裕を持って接することができます。
恋愛に余裕は大切です。
余裕を無くし自分を見失うと、相手の気持ちを見誤り、自分が苦しむ結果になりがちです。
あなたは無理に「彼じゃないとダメだ」と思い込んでませんか?
まずは一旦彼のことを手放して、自分の気持ちを整理してみませんか?
本当に本当に彼でないとダメですか?
彼のことを忘れるのは難しいと思いますが、だからと言って「彼しかいない」と思い込んでいると、他の選択肢を逃してしまいます。
一度、彼のことを手放して、冷静になってみることをお勧めします。
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